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Recruit

採用情報

従業員インタビュー

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K・S
日比共同製錬(株)玉野製錬所 
製造部 電錬課 電錬係(マテハン工程)

機械オペレーターと天井クレーンの運転業務を担当。機械でアノードと呼ばれる粗銅をプレス・配列し、天井クレーンを操作してステンレス板と共に電解槽に装入する作業や、電解終了後にステンレス板に析出した電気銅の回収など、工場内におけるモノの運搬業務(マテリアルハンドリング)全般を行う。

ダイナミックな環境で仕事ができる面白さ

地元の玉野出身ですが、正直入社前はなにをしている会社か知りませんでした。入社するにあたってまず最初に驚いたのが、工場の大きさです。身の回りにある銅製品が、このような大きな敷地と設備で作られていることを目の当たりにして、ワクワクしたのを覚えています。 私は現在マテハン工程で、天井クレーンを動かして粗銅やステンレス板を電解槽にセットする作業を担っています。仕事の上では、大規模な工場の中で縦横無尽に26t天井クレーンを運転するダイナミックさ、そして数センチの隙間に電極をセットする繊細さの両方が求められます。自分自身の細かな技術力が試されるため、日々重要な役割を担っていると実感していますし、自身の携わった電気銅が身の回りの銅製品に使われているんだと考えると、社会に貢献できる、非常にやりがいを感じられる仕事だと思います。
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学びのサポートと育成への取り組み

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入社以来、同じ部署で10年間程キャリアを積んできたので、これからは後輩や新入社員の教育にも注力したいと考えていますし、私自身も向上心を持って、新しい知識や技術を学ぶ姿勢を大切にしていきたいです。会社には技術の習得や研修の受講などをサポートしてくれる体制があるので、積極的に活用しながら、後輩と自分の成長に役立てていきたいと思います。
また、たくさんの人が電気銅の製造に関わっているので、自身の業務だけではなく、職場の仲間、協力会社の方との連携も大切にしながら指導を行っていきたいと考えています。
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S・K
日比共同製錬(株)玉野製錬所
技術部 主任 (製造部 熔錬課 熔鉱係 主任兼務)

原料である銅精鉱を溶かし、電気分解を行うための粗銅を製造する熔錬工程を担当。そのほか、設備の導入や操業条件の改善、不具合への対策などを通じて、業務の最適化や生産効率の向上に取り組む。

常に変化する原料や環境に対応する仕事

仕事のやりがいは、小さな改善が大きな生産性の向上につながることを実感できる点です。例えば、ガスの流れをシミュレーションソフトで検証し、設備構造を最適化することで生産性が変化することもあるので、日々より良い生産環境の改善に努めています。
また、長年解決できなかった現場の課題を、技術的な知識や分析によって解決できたときには、大きな達成感を得られます。銅製錬では鉱石の採掘場所が変わると、不純物の割合の変化等で生産機械の操業条件を変えていかなければいけません。そのため、これまで培った知識や経験を生かして常に変化する状況に対応していく必要があります。
決して簡単な仕事ではありませんが、その分、やりがいも大きいです。また、銅は社会に必要不可欠な材料であり、その生産に貢献できることも、仕事の面白さの一つです。
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広い視野を持ち、様々な方法で現場を改善

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仕事をするうえで大切にしているのは、技術的な視点と現場の視点の両方を持って、バランスの取れた改善を行うことです。
技術的な知識だけでなく、現場の状況や課題をしっかりと把握することで、より効果的な解決策を見出すことができます。そのためには周囲とのコミュニケーションを密にし、協力しながら仕事を進めることも大切になります。職場は上司や部下との壁がなく、風通しの良い雰囲気で、困ったときにはいつでも相談できる環境なので、そういったコミュニケーションもストレスなくできています。
また、現在は労働環境の改善にも力を入れており、ロボット導入やDX化などを推進することで、より働きやすい職場づくりを目指しています。
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S・N
日比製煉(株)日比製煉所 
設備技術課 企画技術係 主査

工場に新設備を導入するための企画設計業務を担当。老朽化した設備の更新や仕様変更など様々なケースに対応し、設備の選定や導入のほか、予算管理も行う。

工場の未来を作る仕事

導入した新規設備がトラブルなく順調に稼働した時や、例えば増産対応において計画通りの能力を発揮し、会社に貢献できた時に仕事のやりがいを感じます。
新規設備の導入は長期間にわたるプロジェクトになることも多く、現在私が担当している仕事の中には完成までに数年かかる設備もあり、長期的な視野をもって仕事をすることが大切です。また、工場側の担当者やメーカー、施工業者、社内関係部署など、様々な職種の人々と連携しながらプロジェクトを推進していくので、多くの人と関わりながら一つの目標を目指せるのも仕事の面白さの一つです。
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技術知識だけではない、プロジェクト成功の秘訣

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仕事において大切にしていることは、コミュニケーションと人間関係です。大学で学んだ機械工学の知識や入社後に学んだ知識や経験ももちろん重要ですが、それ以上に、関係者との円滑なコミュニケーションが重要だと考えています。
例えば新規設備を導入する時、使いづらい独りよがりな設備だと、工場で実際に設備を使用する人たちの負担になってしまいます。私たち設備技術課と工場側、双方にとって良い設備を導入するためには、密な情報交換やヒアリングが大切です。日頃からコミュニケーションを取って関係者との信頼関係を築くことで、仕事を進めやすくすることができます。
仕事は多くの人が関わるチームプレーであり、案件によっては大規模のプロジェクトになることもあるため、関係者と良好な関係を築き、協力しながら仕事を進めることが、プロジェクト成功の鍵となります。
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M・O
日比共同製錬(株)玉野製錬所
製造部 熔錬課 熔鉱係

原料となる銅精鉱を熔解させ、銅を濃縮するオペレーター業務を担当。鉱石の投入量の調整や、圧力・電流値の監視、監視カメラによる設備の異常の確認などを行う。

会社と職場のサポートで、高校卒業後の入社も不安なくスタート。

私は大分の工業高校を卒業後、日比製煉に入社しました。
初めて地元を離れる不安もありましたが、社員寮に入ったこともあり、先輩にもかわいがってもらって、良好な人間関係で社会人を始められたと思います。
入社してからは現在まで、熔錬課 熔鉱係で鉱石から銅を抽出するオペレーター業務を担当しています。職場は風通しもよく、先輩社員に色々な事を教わりながら成長してきました。高い温度で原料を溶かす工程ということもあり、作業には安全性が求められますが、工場内では安全操業のルールが厳しく設定されているので、ルールを守りながら日々、安全かつ安定した生産ができるように努めています。
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ワークライフバランスと仕事のやりがい

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私の部署は24時間操業なので、操業サイクルに合わせて日勤と夜勤を交互に担当します。2日出勤すると2日休みのため、自分の時間や家族との時間も取りやすく、仕事とプライベートを両立させたい自分にとっては、理想的な勤務体制で仕事ができています。
担当としては前述した業務がメインですが、その他にも、学生時代に学んだプログラミングの知識を生かして、監視ツールの自動化にも取り組んでいます。これは、特に依頼されたという訳ではなく、隙間時間を利用して自主的に行っており、過去の実例もなかったため、マニュアルを見ながら独力で完成させました。
与えられた業務だけではなく、やりたいことをやらせてくれる環境があるので、自主的な成長につながりますし、自分が作ったプログラムがうまく機能して、職場の上司や同僚に喜んでもらえていることもやりがいになっています。
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F・N
日比製煉㈱ 日比製煉所 総務課

新卒・キャリア採用、産業衛生、研修企画運営、教育動画制作など多岐にわたる業務を担当。特にホームページ制作に力を入れ、会社の魅力を発信中。

サポートだけではなく、実際に会社の魅力をつたえる事ができる仕事。

仕事のやりがいは、自ら企画・立案したものが形になること、そして多くの人と関わりながら、会社を動かしていく実感を得られることです。例えばホームページ制作や研修企画など、関係部署との調整や協力が不可欠な業務において、周囲と連携しながら目標を達成した際には、大きな達成感が得られます。
また、工場見学の実施や小中学校での出張授業など、社外の方と交流する機会が多いことも、仕事の面白さの一つです。こういった業務を通じて、暮らしに広く役立っている日比製煉所・玉野製錬所の魅力を地域の方々に発信するとともに、自分自身も会社の魅力を再発見できています。
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会社の成長と社員が安心して働ける環境作り

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仕事をする上で大切にしていることは、周囲とのかかわりと、常に学び続ける姿勢です。
企画を実現するためには、関係部署の協力が必要不可欠なので、日頃から積極的にコミュニケーションをとることで、お願いしやすい、されやすい関係構築を心がけています。
また、総務として社員が安心して働ける職場環境の実現を目指し、業務に関連する知識の習得にも意欲的に取り組んでいます。培った知識をもって、ハラスメント防止研修やコンプライアンス意識の啓蒙活動などを社内に広く展開し、会社と社員、双方の成長に貢献できるような人材になりたいと考えています。
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S・F
日比製煉(株)日比製煉所
設備技術課 電気係 担当

硫酸・脱硫工程(※)における、電気系設備の保守・保全を担当。

※熔錬工程で発生したSO2(二酸化硫黄)ガスを硫酸として回収、また硫酸の製造には適さない低濃度のSO2ガスを石灰と苛性ソーダにより脱硫する工程。

硫酸・脱硫エリアの設備を守り、環境と生産を支える

私は硫酸・脱硫エリアの電気設備の保守・保全を担っており、現場の操業が止まらないよう、定期的な設備の点検・修理・改善を行ったり、突発的なトラブルに対応したりすることが主な仕事です。
玉野製錬所は民家の近くに位置しているため、環境配慮の観点からも、排出するガスの分析装置などには十分に気を付けています。
また、工場は24時間体制で稼働しているので、常時動いている分析機器やラインはどうしてもトラブルが発生しやすいのですが、「トラブルを起こさない、生産ラインを止めない」という意識をもって日ごろの保守点検を確実に行い、もしもトラブルが起きた際には迅速な対応ができるよう心がけています。
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大規模修繕がもたらす成長と達成感

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2年に一度、工場を1ヵ月止めて行われる大規模修繕があり、その際に普段稼働を止められない設備の点検を行っています。1ヵ月という短い期間で、点検や機器の入れ替えを完遂させる必要があるので、事前の工期計画、作業してくださる業者さんへの指示、資材の調達など、多くのタスクを間違いなくこなしていかなければいけません。
修繕の期間中は大変ですが、担当エリアをより深く理解できますし、多くの方とコミュニケーションを取りながら業務を進めていくので、乗り越えた際の自信とスキルアップにも繫がっています。
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N・K
日比製煉㈱日比製煉所 分析試料課 分析係

主に最終製品である電気銅の分析を担当。銅が定められた純度に生成されているかどうか、品質を保証するための分析調査を行う。

効率さと正確さの追求で生産と環境に貢献する

私はキャリア入社で、2016年にこの会社に入社しました。現在は分析試料課 分析係に所属し、主に銅の分析を担当しています。
業務内容は製品(電気銅)中の不純物を様々な装置で測定し、銅純度を求めることです。その結果は製品出荷への重要な情報となっています。 また、製品だけではなく、排水や粉塵、各製造ラインに関わる液体や固体の分析なども社内から依頼されることがあります。最終製品である電気銅の品質を担保することはもちろんのこと、その他の分析も同時並行で行っていく必要があるので、いかに効率的に仕事を進めることができるかを意識して業務に取り組んでいます。
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品質保証の最前線——正確さ・環境対策・人材育成の重要性

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製品は高レベルな設備と技術によって生産されています。それでも品質保証という最終的な砦を担っている自負をもって、丁寧かつ確実な操作を心掛け、常に正確さを大切に分析を行っています。また前述の通り、製品分析だけではなく、環境対策の観点から工場の排水や粉塵を検査することもあり、法規に関する面でも重要なポイントを任されていると考えています。
分析の業務においては経験値とノウハウの継承も大切なので、現在は未熟練者の育成にも力を入れています。教える際には、ただ単に手順を継承するだけではなくて、自身の実体験をベースに伝えることを大切にしながら、本人が考えて実行できるよう、成長をサポートしています。
また、私は入社後出産を経験し、育児休暇を取得しました。その際も部署の皆さんが協力してくださり、安心して育児に専念することができました。今でも子供のイベントや体調を急に崩した際も快く業務の調整をしてくれる環境があり、当社の温かい風土とサポート体制にはすごく助けられています。
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